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はにゃまさんの体験記

はにゃまさん

とん(中学生以上)

けん(11歳)

9歳(小3)、4歳(年少児しかし未就園)の男子とわいわいやっています。年が離れている兄弟両方をいかに満足させるか?!が最近の課題(^^)

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体験まとめ
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はにゃまさん

Eテレ「びじゅチューン!」に出てくる作品をたずねて

Eテレで絶賛放送中の「びじゅチューン!」(日曜5:55~5分間番組
世界の「びじゅつ」を、新進気鋭の映像作家・井上涼さんが、うたとアニメで表現する!いままでにない画期的な番組絵画です!(http://www.nhk.or.jp/bijutsu/bijutune/)
毎回視聴後は、モデルとなった作品のほんものをみたい!という衝動にかられます。
日本で、さらに近隣で(結局京都・奈良になりました)、
しかも、ちゃんと一般人に公開されている(←重要!)ところをたずねました。(『』内は、その作品がモデルになっている「びじゅチューン!の作品名)

・東大寺・大仏(奈良県)・・・『ファッショニスタ大仏』
・興福寺・阿修羅像(奈良県)・・・『あしゅらコーラス』
・薬師寺・吉祥天女像(奈良県)・・・『その天女、柄マニアにつき』
・京都国立博物館・鳥獣戯画・・・『鳥獣戯画ジム』

東大寺・大仏・・・『ファッショニスタ大仏』

「びじゅチューン!」では、『ファッショニスタ大仏』という作品(歌)で、「ぐるぐるの螺髪(らほつ)にはもう飽きた」とさまざまな髪型に実はあこがれているという設定になっていた大仏様。(そうきたか!と度肝をぬかれました)
自分自身もこどものころから何度もみていますが、本当に荘厳で大きく、なんだかありがたい気持ちになってきます。子供たちも「ほお・・」と見上げておりました。

せっかくなので、歌にでてくる「施無畏与願印(せむい よがんいん)」のポーズ(?!)もチェック。施無畏は手を上げて手の平を前に向けた印相で、与願印は左手の平を上に向け、膝上に乗せた印相。これは信者の願いを叶えようという意味なんだそうです。
またこちらも歌に出てくる「鹿」は東大寺のまわりにもたくさんいてかわいいですね。
子供たちは、大仏様の鼻の穴と同じ大きさの穴があいた柱をくぐるのも楽しんでいました。

興福寺・阿修羅像・・・『あしゅらコーラス』

東大寺とおなじく奈良公園内にある興福寺。(写真は国宝・五重塔です。)
「びじゅチューン!」の記念すべき第一作目『あしゅらコーラス』のモデルになっている阿修羅像が、ここ興福寺の国宝館にあります。そうでなくても大人気な阿修羅像だけでなく、歌にでてくる“八部衆”全員の像をしかとみてみたい!!と思ってやってきたのですが・・・
時間切れのため、国宝館への入場がかなわず、写真は五重塔です。残念。また近いうちにリベンジします。

薬師寺・吉祥天女・・・・『その天女、柄マニアにつき』

薬師寺の吉祥天女像は、いつも会えるわけではなくて、お正月など限られています。HPなどみて確認してください。(撮影禁止)絵葉書を購入しました。現在、復興祈念で、仙台に出張しているようです。
今、薬師寺の東塔(国宝)は、工事中で、カバーがかかっています【写真右】 歌の中で、柄もの大好きな吉祥天女は「西の塔も東の塔もどっちも星柄に!(したい)」というのですが、星柄ではないものの、くしくも、工事用カバーによって東塔はストライプ柄になっており、家族で驚いてわらってしまいました。きっと、吉祥天女様のしわざだと・・・。
薬師寺の説法はとてもおもしろいそうで、私たちがいったときも修学旅行生がどっかんどっかん爆笑しているのを見かけました。気軽に写経などもできるみたいです。二歳児はさすがにじっとしてるのは、むずがるので無理ですが、もう少し大きくなったら、説法や写経も参加してみたいなと思いました。
他にも、日本画の大巨匠・平山郁夫氏の「大唐西域壁画」なんかもあって、見どころたくさんの薬師寺です。

京都国立博物館・鳥獣戯画・・・『鳥獣戯画ジム』

「びじゅチューン!」でハイテンションな『鳥獣戯画ジム』をみて、しばらくしてあった展覧会です。修理が完成した記念の展覧会でした。
入館そのものにも、またうさぎやかえるが描かれている有名な「甲巻」をみるためにも、待ち時間がとにかくすごかったので、公式twitterおすすめの金曜の夜に、長男の学校が終わってから急いで駆け付けました。二歳児の次男に夜&行列耐えられるか心配でしたが、そこは本当に鳥獣戯画がみたい!という気持ちで乗り越えてました(驚) 博物館のお庭で鳥獣戯画のスタンプラリーがあったり、振り仮名つきのよみものがあったり、こどもにも配慮がありうれしかったです。
※現在、京都国立博物館での会期をおえて、東京国立博物館で開催されています。通常時は、甲・丙巻が東京国立博物館、乙・丁巻が京都国立博物館に寄託保管されているとのことですが、公開されているかは、HPなどで確認しましょう。

京都・琳派の作品たち、奈良・正倉院の宝物・・・・

◆2015年、京都では「琳派400年」という催しをでっかく開催されるようです。「びじゅチューン!」でも、琳派はとりあげられていていますので、もしかしたら京都でであるかも!?と勝手に期待しています。
・風神雷神図屏風・・・『風神雷神図屏風デート』
・八橋蒔絵螺鈿硯箱・・・『住んでます八橋蒔絵硯箱』


◆またこの地域にある「びじゅチューン!」作品では、
・螺鈿紫檀五弦琵琶・・・『転校しないで五弦琵琶』
が、奈良・正倉院にあります。正倉院展などで、順番がまわってきて出品されるときを待っています。

二歳児でも、びじゅチューン!ファンなら、博物館や寺院などもなかなかなおりこうに見て回れます。びじゅチューン!に感謝です。

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